エコ村ニュース

森と湖の自然楽校第3回目が開催されました。

9月26日(土)に江湖村で、森と湖の自然楽校の第3回が開催されました。

台風の影響もあり、天気が心配でしたが、予定通り開催いたしました。

第3回目のテーマは、「田んぼでイチョウウキゴケ探しと稲刈り体験」です。

あいにくの小雨模様でしたが、子供たちは気にすることもなく元気に

イベントが始まりました。

初めに屋根付きのやぐらの中で、今回のイベントで探しに行く、イチョウウキゴケの

お話と、稲刈りを行うお米についてのお話をNPO法人江湖村の理事長より聞きました。

イチョウウキゴケは、水面に浮遊して生活しているちょっと変わったコケです。

大きさは、1センチから1.5センチくらいで、形は、イチョウの葉に似ています。

現在は、水質汚濁や農薬の散布により減少しており、準絶滅危惧種になっております。

冊子を通して私たちが、毎日、食べているお米がどんな過程を得て、私たちの食卓に

並ぶのか、種まきから稲刈り籾すりまでの一連の過程を学びました。

説明を聞き終わり、いよいよイチョウウキゴケ探しに出発です。

イチョウウキゴケは、田んぼの中に浮いています。

雨が降っていたので、カッパを着て田んぼへ向かいました。

田んぼについて、イチョウウキゴケがどこにあるか探しました。

田んぼの中に、イチョウウキゴケを発見しました!

とても小さいイチョウの形をしたウキゴケがかたまって生えていました。

昔は、田んぼにたくさんあったイチョウウキゴケが今はとても貴重なコケです。

大切にしていきたいです。

次は、田んぼに入り稲刈り体験を行いました。

最初に稲の刈り方の説明を受けました。

軍手をつけて、鎌を持ちいざ実践です。

子供たちも習った通りに、鎌で稲を刈っていきました。

刈り取った稲は、ワラで結び、ぼっくいにかけていきました。

稲を刈り取り、ぼっくいにかける作業をしばらく行いました。

ぼっくいに稲がいっぱいになり作業を終了しました。

参加者の皆さんで、記念撮影を行いました。

皆さんで刈り取ったお米は、天日乾燥をして、籾すりを行います。

けがもなく、稲刈りができたので良かったです。

江湖村に戻り、昼食を頂きました。

昼食は豚汁とおにぎりです。

雨の中でのイベントとなってしまい、カッパを着ながらの作業でしたが、

普段できない体験ができ良かったと思います。

毎日食べているお米がどんな過程を経て、私たちの食卓へ並び、自分の口に入るかを

一部の過程の体験を通し、子供たちに苦労やありがたさが伝わったと思います。

「いただきます」は、感謝とお礼の気持ちが詰まった言葉です。

私たちが生きていくためには、何らかの動物(植物)が犠牲になってます。

食事の前の挨拶には、「命を頂き、自らの命にさせて頂きます」という意味が

込められています。

また、食事に関わってくれた全ての人に感謝する意味も込められています。

今年の江湖村でのイベントは、終了致しました。

また来年、「江湖村森と湖の自然楽校」を開催いたします。

ぜひ、ご家族でご参加ください。

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