5月26日(土)にSAVEJAPANプロジェクト2回目が開催されました。
総勢、45名の参加者の皆様にお集まり頂きました。
当日は、とても天気が良くイベント日和でした。
まずは、参加者の集合を待って、江湖村の屋外ステージにて
SAVEJAPANプロジェクト第2回目の開催の挨拶を行いました。
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NPO法人江湖村理事長よりあいさつを頂き、NPO法人うつくしまNPOネットワーク
成澤様より、SAVEJAPANプロジェクトについての趣旨説明がありました。
第2回目の講師の先生も前回と同じ、湖南町で地域づくりを行っております、
吉井孝征先生です。
吉井先生より挨拶があり、鬼沼に生息するイチョウウキゴケ、モリアオガエル・アサザに
ついての説明がありました。
説明が終わり、最初に参加者全員で記念撮影を行いました。
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今回は、イチョウウキゴケの生息地やモリアオガエルが産卵をする環境がどういう場所か
見学するため鬼沼の散策を行いました。
田んぼ道には、草が生い茂りヘビなども隠れているため、探検棒(竹の棒)を持って散策に
出発しました。
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江湖村の目の前は、猪苗代湖鬼沼が広がり、アサザが生息しています。
毎年、釣り客が増加し、ボートなどで釣りを楽しむため、オイルの流出等で、水質が汚れて
しまうとのことです。
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湖岸沿いや田んぼ道を散策し、所々で吉井先生のお話を聞きながら、堤の池まで向かいました。
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平成20年に行われました、鬼沼の環境体験学習では、たくさんのイチョウウキゴケの生育が
田んぼや、水路で確認されていました。
その後、鬼沼でも基盤整備が行われ、今回観察しました、堤の池にも基盤整備の前に
イチョウウキゴケの移植が行われました。
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残念ながら、今回は、イチョウウキゴケの生息を確認することができませんでした。
イチョウウキゴケは、水質汚濁や農薬の散布により減ったと言われます。
むやみに自然の中に立ち入ったりせず、ありのままにしておくことも、希少性動植物を
守っていくことに繋がると吉井先生は、おっしゃっていました。
モリアオガエルについても、産卵の時期がこれからなので、実際の卵や様子を
確認することは、今回のイベントでは、むずかしいとのことでした。
吉井先生も加わって、鬼沼の希少性植物を堤の池やビオトーブにへ移植したそうです。
これからも、調査をつづけていきます。
散策の帰り道では、田んぼで泳ぐヘビを発見しました。
人間もヘビも同じ生き物で一緒に共存している、仲間であることを学びました。
散策を終え、カーボンニュートラについて学んで頂くため、自然の中で「木の実で炭作り」を
行いました。
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炭には、調湿作用や消臭効果があります。今のようにガスや電気が発達する前は、
暖をとるとき、炊事、風呂など生活全般で、当たり前のように炭が使われていました。
木は、燃やしても成長の過程で二酸化炭素を吸収してきたため、二酸化炭素の増減に
影響を与えません。
このことをカーボンニュートラルといいます。
そこに注目したのが、江湖村で行っております、再生可能エネルギーの一つ、
木質バイオマス発電です。
自然の環境を利用し、自然と共存し、持続可能な地域社会づくり、いきものが住みやすい
環境づくりを行っていくことがとても大切なことです。
木の実を缶に入れ、熱することで、木の実の炭が出来上がりました。
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竹を用意したので、竹に出来上がった炭を貼りつけ、炭飾りを作りました。
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今回は、青空の下で昼食を頂きました。
江湖村で採れた野菜や卵を使ったメニューでした。
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SAVEJAPANプロジェクト第2回目も、怪我もなく終了いたしました。
次回、第3回目は7月28日(土)に開催されます。
猪苗代湖の水環境や、アサザについて学びます。
網引きを行い、猪苗代湖に生息している生き物を調査したり、希少性動植物を
守るための活動を行う予定です。
参加者を募集しております。
お申し込みは、
WEB:http://savejapan-pj.net
FAX:024-953-6093 (参加希望日、お名前、年齢、性別、職業、住所、連絡先)
からお願い致します。
2018年5月31日